スタッフの声
スタッフの声-堀田若那さん
勤務期間 | 2018年-2020年 |
所属 | 飲食部門アルバイト |
勤務店舗 | HAGISO / SPICESH |
HAGISOで働こうと思ったきっかけ
HAGISO Inc.を初めて知ったのはハタチの時、友達に誘われて行ったお店がHAGISOでした。日暮里は中学生の頃からどこへ行くにも使う駅でしたが、それまではHAGISOの存在も知りませんでした。ちょうどその頃、当時働いていた飲食店の閉店が決まり、次のバイト先を考えていました。当時働いていたお店は、仕事内容もそこで働く人もすごく好きで、私にとってバイト先はただ「お金が稼げる。」だけでは満足できないものでした。働くなら、自分の得意なことが活かせたり、そこで働くことで自分が成長したりできる場所がいいなと思っていました。一度来店してから興味を持って、HPやSNS、日本仕事百貨の募集ページ、見られるものは全て見ました。宮崎さん、ピンピンさん、ぽんさんのインタビュー記事を読んで、HAGISO の人と価値観に惹かれたことが、働きたいと応募を決めたきっかけです。
働いてみて気が付いたこと
私はここで本当にたくさんのことを経験させてもらいました。店内の装飾品や制服の製作、グループ展の開催、展示やDIYのお手伝い、「旅する朝食」の旅や「西日暮里スクランブル」のオープン準備に参加させてもらったこと。たくさんの経験をして、経験は自分の価値観を広げ深めてくれると気付きました。「展示のやり方がわかった。」ということももちろんありますが、それよりも、数々の経験を通していろいろな人に出会い、知らなかった世界を知れたことが1番私を成長させてくれたと思います。今は教師として働いているので直接活かせることが多いわけではないですが、ここで得た視野や価値観はものすごく活かされています。でも、ここにいると誰でも成長できる、というわけではないと思っています。HAGISOが自分を成長させてくれる、と受け身になるのではなくて、自分がここで何ができるのか、何をしたいのか考えられる人には、本当に良い環境だと思います。
HAGISOとはどんな場所だと思うか
どんな場所か・・・簡潔にまとめることは難しいですが「未完成」という言葉のイメージが近い気がします。ここにいる人たちは、良い意味で誰も現状に満足していなくて、常に1年先、10年先を考えているような気がします。ひとつプロジェクトが完成したかと思えば、そこでもっとできることはないか、何年先もそこに在り続けるにはどうするか考えていて、卒業した今でもそういった挑戦的な姿に刺激をもらいます。それから、人との繋がりを大切にしていて、HAGISOだけがひとり突っ走っていくのではなく、谷中の街の人や地方の生産者、同じような志をもってはたらく人を巻き込みながら動いています。モノが飽和しているこの時代の中で、新しい価値観に出会える場所でもあると思います。
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