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磯谷博史 + 新津保建秀「Sequence」

2015/10/10 – 10/29
@HAGI ART

この度、東京谷中の最小文化複合施設 HAGISO(HAGI ART)では10月10日より、磯谷博史、新津保建秀による展覧会、Sequenceを開催いたします。
「移動による景色の連続性や変化」という意味合いの言葉、シークエンスと題した今回の展示で、二人の作家は各々に、
体験と認識の連続性と変化をテーマとし作品に取り組みました。
新津保は、身体的な移動によって意識のなかに生起するイメージと風景を、写真、地図、野外録音によって採取した自然音により考察し、
磯谷は、立体物と写真をもちいて、一つの出来事を認識する手順を、イメージとマテリアルの関係から再考します。
関係性であるシークエンスは、原理的にはオブジェクトや写真では捉えることが難しいはずです。
また、身体的な移動がさほど大きくないギャラリーでの鑑賞において、
移動を前提とするシークエンスという考えに作家がどのよう に取り組み、またどのように捉え直したのか、ぜひ会場で体験いただければと思います。
10日のレセプションでは、情報学研究者のドミニク・チェン氏を交えたトークイベントを行う予定です。

Reception & Talk Event
2015年10月10日[土] 19:00 –
磯谷博史 × 新津保建秀 × ドミニク・チェン
Reception 19:00 – 22:30
Talk Event 19:30 – 21:00

磯谷 博史  Hirofumi Isoya
1978 年、東京生まれ。美術家。
東京藝大で建築、同大学大学院先端芸術表現科および、
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、アソシエートリサーチプログラムで美術を学ぶ。
写真、彫刻、ドローイング、あるいはその複合によるインスタレーションの制作 を通して物事への認識を再考する。
近年の主な展覧会に、“The Beach That Never Was” ICAS, シンガポール , 2014、“Lag” LISTE, バーゼル , 2014、
“Duality of Existence” Friedman Benda, ニューヨーク , 2014、“Personal Structures” Palazzo Bembo, ヴェニス , 2013、
“Tacit Material” RM Gallery and Projects, オークランド , 2013、“Counting The Event” 青山|目黒 , 東京 , 2012、など。
2015 年、ポンピドゥー センターのコレクションに作品3点が選ばれる。
Web: http://www.whoisisoya.com

新津保 建秀  Kenshu Shintsubo
1968 年、東京生まれ。写真家。
作品集:『\風景』(角川書店)、『Rugged TimeScape』 (池上高志との共作、FOIL)など。
関連書籍 :『MTMDF』(HAKUHODO DESIGN)、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ ガイド』( ゲンロン )、
『建築と写真の現在』(TN プローブ)など。
近年の主な展覧会として、 2015 “ カメラのみぞ知る|The camera knows everything ”,TALION GALLERY, 東京、
2015 “ 記録と記憶|transcripts/memories”, KANA KAWANISHI GALLERY, 東京
2015 “ 文化庁海外メディア芸術祭等参加事業 企画展「クリプトビオシス:世界の種 ”, ELASAR SUNARYO art space, バンドン
2013 “「フクシマへ門をひらく―福島観光地化計画」展 2013”, ゲンロン , 東京
2011 “ 堂島リバービエンナーレ 2011”, 堂島リバーフォーラム 大阪など。

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