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石田多朗

音楽家・経営者

石田 多朗(いしだ たろう)

上智大学にて国文学・漢文学を専攻後、東京藝術大学音楽学部に入学。
作曲・楽理・音楽史・電子音楽など音楽全般について学ぶとともに、映像や絵画、デザインなど美術に関する知見を高める。また、大学在学中より、映像のための音楽や空間の音楽を作曲・制作。
東京都庭園美術館、ポンピドゥーセンター、森美術館、日本科学未来館、東京都美術館、金沢21世紀美術館、上海当代芸術博物館など、様々な美術館における展覧会の音楽を担当。
また、スクウェア・エニックス、NHK、UNIQLO、HONDA、TOYOTA、BMW、NIKE、ASICS、その他多数の企業コンテンツにおける音楽を学生中に制作。
2015年頃より作曲・制作のみならず、音楽監督やプロデューサーとしての仕事を開始。福島復興のプロジェクションマッピングイベント「はるか」の音楽監督に就任。坂本龍一、大友良英に続き、2016年より指揮をとる。2018年、株式会社Drifterを設立。
社会における音楽の新たな役割を追求するとともに、雅楽の楽曲制作などを通して、これまでにない日本の音楽のあり方を日々研究・制作し、発表をする。
2019年よりアーティスト活動を本格的に開始。オオルタイチ・スペシャル・バンドにアレンジャー、プレイヤー(ピアノ、シンセサイザー、ゴング)として参加、2021年にはオオルタイチとともに雅楽グループ『どんぶらこ』をスタート。また同年には初のソロシングル『ドリフターズ』をリリースし、作曲のみならず歌も担当する。
2023年には星野リゾート青森屋で毎日開催される「祭りや」の音楽監督・作曲を担当。

「萩荘との関わりは随分長いです。東京藝大で毎年開催される藝祭。学生だった僕は飲み過ぎで気絶するのが常でした。翌昼目を覚ますのはいつも萩荘。お世辞にも綺麗とは言えない荘でしたが、誰がいつ来ても歓迎する器量の大きな仲間が住んでいました。
今でこそ綺麗になったものの当時の大らかな空気はそのまま。そのHAGISOで『谷中音楽室』というイベントを主宰しています。
音楽は空気の振動です。鳴った側から消えていきます。イベントが終われば音は消え、アーティストは帰り、並べた椅子は片付けられます。終演後にはもう何も残りません。けれどその日みんなで作り上げた空気はいつまでもここに、そして心の中に流れ続けると信じています。」

http://www.taroishida.com/

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