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進藤詩子個展|MOKUDOKU – 目読 –

2015/2/3 – 2/22
@HAGI ART

この度、HAGISO(HAGI ART)では、進藤詩子個展「MOKUDOKU – 目読 – 」を開催いたします。
2003年よりメルボルンで活動を始めた進藤は、ドローイング、写真、ビデオ、サウンド、テクスト等を用いたインスタレーション作品を制作・発表してきました。
進藤は制作と並行して日本語と英語文化圏間でのプロジェクトの運営や研究活動を通して、「翻訳」を実践してきました。その作業の中で幾度と体験する言語生成の神秘は、彼女の考える芸術が示唆する不可知な存在と、なにか深い関係性を持つのだと進藤はいいます。
本展で進藤は、2013年から制作を続けている、既知なるものと未知なるものの接点をはじまりに、写し、映され、移すことを繰り返し手探りに浮かび上がらせた「翻訳」の集積を展示します。作品はその人その時々で異なって認識される可変的な存在となり、 翻ってはあらゆる可能性を受け入れる空間へと開いていくでしょう。
また、会期中のイベントとして、「読書夜会」と題し、来訪者と共に、テクストを読みながら、「作品」や「観る」ことについて 「翻訳」をキーワードに語り合う催しを行います。

▼会期中イベント▼
「読書夜会 – Reading Night」
2月14日(土) 21:30 –
予約不要・入場無料( 1ドリンクのご注文をお願いいたします。)
ヴァルター・ベンヤミンの「翻訳者の課題」、ジャック・ランシエール の 「解放された観客」などのテクストを共に読みながら、「観ること」 につ いて語り合う。

プロフィール|進藤詩子
様々なマテリアルやプロセスを用いて芸術を実践している。
現在メルボ ルン大学 VCA&MCM センター・フォー・アイディア博士課程に在籍中。
主な展示・プロジェクト
2009「Miru Milieu」(Sutton Gallery Project Space、メルボルン)
2009「Peripheral」(RMIT Project Space、メルボルン)
2010「つむるみつめる-behold」(遊工房アートスペース 、東京)
2010-12「内在の風景-Immanent Landscape」(小山市立車屋美術館、The Japan Foundation Gallery シドニー、他)
http://www.utakoshindo.info/

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