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東京アカイツリー 宮崎晃吉 + 池田拓馬

2013年12月11日(水)〜12月29日(日)
@HAGI ART

HAGISO代表の宮崎晃吉(建築家)と池田拓馬(美術家)の協働によって生まれた大型のインスタレーションです。
木の幹に見立てた高さ6mの柱の頂点から、1200本の毛糸が放射状に張り巡らされ、同じく頂点に設置された2台のプロジェクターから映像が床に投影されています。
映像は池田拓馬の代表的な作品である「over there」のシリーズによる都市の夜景のコラージュで、床に投影されることではるか上空からの視点をもたらしています。
都市の縮図から、その生命力を養分とするように大樹がそびえ、光と枝葉となってまた降り注ぐという閉じた循環系を形成しています。
谷中の木造アパートを改修したHAGISOという小さな建築物のなかにありながらも、街のスケールにとって不釣り合いなほどに巨大なツリーは、建築や都市の関係を逆さまに入れ替え、アカイツリーとして東京という都市を宙吊りにしているかのようです。

宮崎 晃吉 Mitsuyoshi Miyazaki (1982〜)
ツリー設計・施工
建築家・HAGISO代表。
2008年東京藝術大学大学院美術研究科建築設計修了。
2008年~2011年(株)磯崎新アトリエ勤務。
2011年よりフリーランス。
東京谷中の木造アパート「萩荘」を文化複合施設「HAGISO」へ改修するプロジェクトの設計、プロデュース、運営を手掛ける一方、パブリックアート制作、商品デザインなど多方面で活動している。
HAGI STUDIO(デザイン事務所) http://stuio.hagiso.jp

池田 拓馬   Takuma Ikeda (1983〜)
映像
美術作家。
2007年東京造形大学絵画専攻卒、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
2007年東京ワンダーサイト本郷個展、2009年越後妻有トリエンナーレ、2012年群馬青年ビエンナーレなど多数の展覧会に出品。2006年インドネシアジャワ島中部地震後のレジデンス(ジョグジャカルタ)を切っ掛けに「今いるここはどこなのか」という問いをもとにした制作を開始する。扉をモチーフにしたインスタレーション、夜景をコラージュした映像作品を制作。http://takumaikeda.com

企画 | pinpin co(HAGISO / HAGI ART)
協力 | 岩崎晃太郎、下村燿子

2013年12月25日(水)19:00より、
音楽とダンスによるパフォーマンスイベント「ハギスマス☆ファンタジーな夜」開催。
定員有・要予約
詳細はコチラ http://hagiso.jp/events/hagistmas/

PEOPLE

携わる人たち

宮崎 晃吉

HAGISO | 代表取締役

アーティスト池田くんとの初のコラボレーション。何十個もの毛糸玉を夜通しひたすら張り巡らせたのはいい思い出。

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